相続の相談を受けた場合,自宅などの不動産の登記手続も問題になることが多いです。
ただ,中には,相続が発生しても,不動産の登記は,そのまま放置しているケースが特に地方にいけば多いように感じます。「相続人間に争いがないから,やろうと思えばいつでもできる」というふうに考えている方もいらっしゃると思います。
確かに,相続人全員が協力さえすれば,すぐにでもできます。
しかし,いざ登記をしようというときになって,相続人の中に認知症の人がいたり,連絡が取れない人がいたり,あるいは二次相続が発生して非協力的な人が加わったりなど,予想外の事態が生じることが実際にはあります。そうなると,たとえば,相続財産の売却手続が予定されていても,ストップすることになります。
こういう予想外の事態が生じることを考えると,相続登記はできるうちにやっておくのがよさそうです。
当事務所では,相続の登記についてのご相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。
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